与那国島誌 -東アジアの南向き玄関口- 発行

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宮良 作による『国境の島 与那国島誌 -その近代を掘る-』に続く、与那国島紹介の書。
与那国島を誇りに思う二人の島出身者が、この島の知られざる話題を紹介する。

序文より
「琉球列島という特徴的な地域の中にあって、さらに色濃い特色をこの島が有していることを本書は教えてくれる。そして、島の自然や歴史に加えて人々の暮らしなど、興味の尽きない面白い話が次々と出て引き込まれる。この島特有の算法を紹介した章では、このような数え方があったことに強い興味を覚えた。そして、こうした算法が労働に伴って発生・発展したことに感心した」
――――加藤祐三氏(琉球大学名誉教授)
    
2,000円 (税別)

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著 者:宮良 作、宮良純一郎
挿 絵:宮良 瑛子
発 行:南山舎
発行日:2017年6月23日
判 型:A5判(ハードカバー)
頁 数:216ページ


   
〈著者〉
宮良 作(みやら さく)
 1927年(昭和2)与那国島、ナンタムラで出生。本籍・与那国町字与那国217。父の後を追って1937年与那国小学校4年の夏、台湾に渡り、基隆市双葉小学校、旧制高等学校(台北帝国大学予科)1年を修了。日本敗戦により東京に引き揚げ、中央大学卒業。
  米軍占領下の郷里沖縄へのパスポートが出ず、東京都狛江町・市会議員を4期16年務めた。その後「沖縄返還協定」調印前の情勢の中で、パスポートの制限がほとんどなくなった1971年4月に帰郷。以後、国会議員団沖縄連絡事務所勤務。そして沖縄県会議員を8年間務めた。
  著書に沖縄 反戦「絵物語り」本、『湖南丸と沖縄の少年たち』、『忘れな石-沖縄・戦争マラリア』、『弟を返して-愛からの手紙』を妻瑛子と共同出版。ドキュメント誌『沖縄戦の記録・日本軍と戦争マラリア』、『与那国島誌-その近代を掘る-』がある。
  第14回( 2017年)ドゥナン・スンカニ大会歌詞の部最優秀賞受賞。

〈著者〉 
宮良 純一郎(みやら じゅんいちろう)
 1949年(昭和24)与那国島で出生。1973年3月、岡山理科大学(応用数学科)を卒業。1973年4月、数学教師として初赴任の黒島中学校を振り出しに37年間の教職生活を務め、2010年3月、石垣小学校を最後に定年退職。以後、八重山数学教育研究会(通称ヤイマスの会)会長、八重山戦争マラリアを語り継ぐ会事務局長、子供と教科書を考える八重山地区住民の会事務局長を務め現在に至る。著書に数学教育書『学びと教材』、『学びの方途を求めて』がある。父、宮良保全の遺稿をまとめ、『与那国島の民謡とくらし』を編集発刊。

〈挿絵〉
宮良 瑛子(みやら えいこ 旧姓: 藤崎)
 1935年(昭和10)福岡県直方で出生。武蔵野美術大学卒業。日本美術会会員、美術家平和会議会員、日本美術会会員、沖縄女流美術家協会顧問。沖縄平和美術展副委員長、2005年沖縄県文化功労者賞受賞。那覇を中心に宮古、石垣など個展20数回、2014年には「原爆の図、丸木美術館企画」、2016年に沖縄県立博物館美術館企画個展「いのち」が開催された。
  著書に『沖縄-宮良瑛子作品集』、他に銅像「海鳴りの像」(那覇市波の上公園在)、「水底のうた」(鹿児島県山川町在)を制作。